外山啓介スペシャルトーク 
07.3.8ピーエスオランジュリにて 聞き手:村田幸子
サントリーホールでのデビューリサイタル直後の外山啓介さんをスペシャル・ゲストに招き、オフィス・ムジカメンバーズクラブ会員交流会が、3月8日、ピーエスオランジュリ(中唐人町)で開催されました。

当日は、スペシャルトークと題して、外山さんご本人からお話を伺いました。

その後、外山さんを交えて、ワインとチーズでのパーティが開かれ、抽選会などもあり、楽しい交流会となりました。


Q サントリーホールでの演奏はいかがでしたか?

「とにかく憧れのホールだったので、とにかく緊張したっていうのが第一でした。でも、会場のお客様がすごくあたたかい雰囲気でうれしかったです。たくさんお客様に入っていただいて本当に幸せでした。」

Q ステージではどんなことを考えていましたか?

「少しでもいい音楽を、少しでもみなさんに伝わる音楽を、ということだけですね。」

Q ピアノを始めたきっかけは?

「小学校に上がるちょっと前に、音楽教室のコマーシャルでピアノを弾いている女の子を見て、これは楽しそうだと思って、親に頼んで習い事の一つのような感じで。両親がピアノをやっていたということではないです。」

Q 指が長いですよねぇ。何オクターブくらい届きますか?

「2オクターブは届きませんが、ドからファくらいまでは(笑)よく大きいですねって言われるんですが、僕はずっとこの手で生活してるので、自分で大きいって思ってないんです(笑)」

Q CDの選曲に関しては、外山さんの意見が入っているんですか?

「ピアノ・ソナタの第3番をまず最初に決めて、それから合わせていく曲を選んでいきました。ピアノ・ソナタ第3番は、日本音楽コンクールの3次予選で弾いた思い出の曲です。」

Q ショパンの魅力って?

「口で表すのはすごく難しいのですが、人の演奏を聴いても自分で演奏しても、体の中にしっかり入ってくるというか、すごく共感できる音楽だと思います。」

Q ピアノを弾いてなかったらどんな楽器を演奏していると思いますか?

「ヴァイオリンですね。ブラームスのヴァイオリン協奏曲がすごく好きで、自分も弾けたらいいなって。弾けるわけはないんですけど(笑)ブラームスのヴァイオリン協奏曲を弾きたいがために、ヴァイオリンはいつかやりたいなって野望はあります。オーケストラとコンチェルトをやる時も、やっぱり弦楽器いいなって見ちゃいますね(笑)」

Q ピアノの練習はどんなことをするんですか?

「最近はピアノに向かうだけではなく、CDを聴いたり文献を読んだりしています。ある程度自分で弾けるようになったら、いろんな方のCDを聴いて、自分なりに噛み砕いて取り入れている感じです。最近、ホロビッツをよく参考にしています。リサイタルでも演奏する「幻想ポロネーズ」なのですが、たまたまホロビッツのCDを聴いたらすごく良くて、それから結構ホロビッツの幻想ポロネーズを聴いてますね。」

Q 自分のCDがお店に並んでますが、どんな気持ちですか?

「いまだに不思議な感覚ですし、素直にうれしいです。ジャケットの写真は、実はこのCDのために撮ったのではなく、コンクールが終わってプロフィール用に撮った写真なんです。まだ20才の時です。」

Q 「のだめカンタービレ」は読みましたか?

「読みました。ドラマも見てました(笑)ドラマでは、オーケストラのエキストラで友達がいっぱい出てて。玉木宏さんがかっこよかったって女の子がみんな言ってました(笑)」

Q ピアニストになりたい方、ピアノをやっている方にアドバイスをお願いします。

「やっぱり「ピアノを好きでいること」が大切ですね。僕も何回もやめようとしたのですが、なんで戻ってきたのかというと、根本的に「ピアノが好き」なんですね。高校2年生の時に1回、2ヶ月間ほどピアノを離れました。普通に学校生活を送ってて。2ヶ月ピアノを弾かないとさすがに、弾きたいな、やっぱり弾いていきたいなって思ったんです。」

Q コンサートへの意気込みを聞かせてください。

「自分の精一杯の演奏を、会場に来ていただいているみなさまが一緒に感じていただけたら、みなさまと一緒に一つの演奏を作っていけたらと思います。」


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