スラヴァ(カウンターテナー)
1964年ベラルーシのゴメルに生まれる。チャイコフスキー・ミュージック・スクール年少部門にてヴァイオリンを学ぶ。その後ベルロシア州立音楽院入学。ヴァイオリンを学ぶと共にベルロシア・アカデミック・カペラにて声楽を修める。1987年レニングラード・フィルハーモニー(現サンクトペテルブルグ・フィル)によるシューマンの「レクイエム」でソプラノのソリストとしてデビューを果たす。1989年夏モスクワのプシュキン・ミュージアム(The
PushkinMuseum of Fine Art)の公演にイリナ・アントノア教授の招きにより出演。これを期にヴィエナ・ステート・オペラを初めとして、国内外を問わす数多くのレコード、テレビ業界から注目を浴びることとなる。1989年夏にペテルスブルグで邂逅したレナード・バーンスタインとの共演が企画されることとなるが、バースタインの死により企画は中断せざるを得なくなる。スラヴァのユニークで美しい歌声、そのアーティスト性と音楽性は広く世に評価されることとなり、The
Oppenheimer Charitaable Trust を受賞するにいたった。その後、推薦入学によって、ロンドンのギルドホール音楽演劇学校The
GuildhallSchool of Music and Drama に4年間在籍。1992年3月同校のオペラ・ステージにて、ベンジャミン・ブリテン作「真夏の夜の夢」のオベロン役を演じ、多くの批評家から絶賛を浴びた。1993年にはロイヤル・ハウス・ガーデン・ベンチャーで世界初演となった"オルレアンの少女"
のジャンヌ・ダルク役、ルー・ハリソン作"ラプンツェル" の魔女役、リオンオペラにて世界初演となったケントナガノ指揮のオペラ「三姉妹」の次女マーシャ役、英国Broomhill
Opera で「トロメーオ」のタイトルロール等、オペラやリサイタル活動を意欲的に行い絶賛を浴びる1994年11月のロンドン、レイトンハウスでのベレゾフスキーとのデビューリサイタル以降、The
Timeは彼の歌声を「声のダイヤモンド」と表現するようになった。1995年11月にビクター・エンタテインメントからアルバム「アヴェ・マリア」を発表、日本デビューを果たし日本でのヒーリングブームの先駆者的存在となる。現在「アヴェ・マリア」は30万枚を超える大ヒットとなり、セカンドアルバム「ヴォカリーズ」は第11回ゴールドディスク大賞クラシックアルバム部門を受賞している。その後もビデオやDVDを発表、クラシックアーティストの枠に収まらない幅広い活動を行っている。2003年11月に発売したニューアルバム「ビューティフル」ではエンジニア/プロデューサーとしてブロンディ、ラモーンズ、パヴァロッティまでを手掛けるクレイグ・レオン氏が参加、クラシックの枠にとらわれない斬新な選曲とサウンド・プロダクションでスラヴァの声の新たな“魅力”が最大限に引き出されている。
現在はイスラエルを拠点に全世界でのコンサート、オペラ活動を意欲的に行っている。
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